舌下療法(ダニ・スギ)はじめました

〈当院でダニ・スギの舌下免疫療法が可能です〉

舌下療法は、ダニとスギのアレルギー性鼻炎(花粉症、通年性鼻炎)に対する新しい治療法です。

1日1回舌の下でアレルゲンを含む薬を溶かして、1分間我慢し飲み込むことで、体をアレルゲンに慣らすことができます。

通常の鼻炎のお薬(抗ヒスタミン薬・点鼻薬など)と異なり、体質が変わるので治療を止めてもある程度症状が軽くなることが知られています。ただし、すぐ効く薬ではありませんので3~5年間の治療期間が必要です。

保険診療なので15歳未満の子ではお金(実費負担)は発生しません。従って、効きそうなお子さんの場合できれば医療券が効く10歳前後には始めたいと考えています。ただし正確な診断がついてない場合、開始前に原因アレルゲンを明らかにするための採血が必要です。5歳以上の子で始められ、大人もご希望があれば当院で治療できます。詳細を知りたい方は受付でご相談下さい。

尚、舌下治療ご希望の方は完全予約制(アイチケットからの予約は受付できません)になりますので事前に電話にてお問合せください。

 

〈知っておきたい夏の花粉症〉

花粉症といえば春のスギ花粉症が有名ですが、その他の時期にも花粉症があります。特に、5月~7月ごろにかけての時期は、イネ科の雑草による花粉症が多く見られます。

東京は比較的少ないとされていますが、平井地区の河川敷(荒川・旧中川)でも夏の時期になるとネズミホソムギ、オニウシノケグサなどのイネ科の雑草が多数生え茂り、花粉が飛びます。

今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響(外出自粛・休校)で河川敷に行く方が多いのか、例年よりも患者さんが多い印象があります。

特に、この時期(5~7月)の土手や河川敷に近づくと目のかゆみや発赤、鼻汁は鼻づまりなどの花粉症症状がある場合、イネ科花粉症の可能性を考えます。血液検査である程度診断できます。

スギよりも花粉の飛散距離が近いので、花粉への暴露を避けることで、ある程度対策がとれます。お困りの方はお気軽に外来でご相談下さい。